少し前の事です。
今お世話になっている職場のお仕事で、私自身がそこに出かけたわけではないのですが、ある教会にブースを出す働きがありました。
そこは思いがけないことに、召天した私の父が若き日に通っていた教会だったのです。
間接的でしたが、そこで使うポスター、張り紙などを張り切って準備させていただきながら、神様の優しさに心が満たされていました。
また直接に、その教会へ出向いて働きをなさったスタッフの方が、私の話を聞いて、後からメールと一緒にブースの写真を何枚も取り直して送ってくださり、またそこでも暖かい気持ちになりました。
神様の恵みがこんな形でもあるのかと感動しました。
父の通った教会には、私は一度だけ行ってみたことがあります。
父が召天してからしばらくしてから、父を知っている方にお会いしたくて、平日、その教会の事務局をお訪ねしたのでした。
プライバシー、個人情報などの問題があり、その時は、「では、教会の方でお父様の年代前後の方に聞いてみますね。」
というお話で終わりました。
感謝して祈り待っていましたら。後日、そちらの教会からご連絡をいただいて、その世代のお一人の方が父を知っていて、「確かにお父さんは教会にいました。とても熱心に通っていましたよ。」
とお話されていた、ということを教えてくださいました。
是非その方に直接お会いしたかったのですが、やはり個人情報のことがあり、それはできませんでしたが、私は本当に嬉しかったです。神様に感謝しました。
私の知らなかった父の信仰を見せていただいた気持ちがしました。
お世話になったその教会の存在と、スタッフの方、父のお話をしてくださった方に心から感謝しています。
天でいつか父にそのお話もしたいと思います。
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