私がピッピッとレジ打ちして、商品を別のカゴに移していると、そのご主人は、途中から猛烈な勢いでカゴから、ご自分のエコバッグに商品を収納し始められました。私がピッ、すると、その方がササッガサッポンッ、私がピッ、ササッガサッポンッというリズムで、餅つきのような、二人で頑張ろう!みたいな。
隣で奥様が、「はやいっ!はやっ!」とずっと笑っていらして、そのご主人は、「タノシイィ〜!タノシイィ♫」を連発していらっしゃいました。私も素早く正確に打てるように、かなり集中しながらもなんだかワクワクしてきました。
全て詰め終わりお会計後、お客様からご挨拶が。
「スゴクタノシカッタ!」と言われました。(笑)
こちらからも「お買い上げをありがとうございました。私も楽しかったです。」と挨拶しました。互いにちょっと変な挨拶ですが。
実は、レジの会計作業をこんな風に楽しんで行かれるお客様、時々いらっしゃいます。
別の女性のお客様はエコバッグに夢中で詰め込んでいらしたら、その方のご主人に、「おい、お前、競争じゃあないんだからさあ〜」となだめられていらっしゃいました。(笑)
私も相手のお客様が、「やる気でいらっしゃるな?」と感じ取ると、即、団結してしまいます。
スーパーのレジ打ちの、本当に小さな、特に何という事でもないけれど、一つの目的のために一致して心と力を合わせる、そんな時には、何か喜びや、達成感があるものだなあと思いました。
レジ打ちを待つ時間というのは、結構イライラしてしまいがちなものですが、それを楽しみに変えてしまう、そんなお客様の発想、視点がいいなあと感じます。
お一人お一人、レジでお顔を合わせるのは、数分か数十秒の関わりですが、いつも笑顔と喜びが伝わったらいいなあ。
私の心がいつも神様にあって喜んでいられますように。
何ごとも感謝して喜び、主にあって楽しめますように。
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