ロンちゃんは、ある方にいただいたた雑種です。
飼い犬のほとんどがが同じでは?と思いますが、ロンちゃんは、お散歩が何より一番好きでした。
多分、選択をさせるなら、ドックフードより、チキンより、大好物のレバー肉より、お散歩を選んだと思います。
そのくらい毎日楽しみにしていました。
そしていつの間にか、おさんぽ 、という言葉を覚えていて、「ロンちゃん、おさんぽ に行くよ」と言うと、ビョンビョンと跳ね回り、本当?!と言うかの様に私の顔を止まって見つめ、そして、また尻尾を振りながら跳ね回り、またじっと見つめて。
そしてドアの前に走って行き、私が紐を付けにくるのを待っていました。待ってる間中、身体中で喜びを現していました。本当に可愛かったです。
そして、次第に、おさんぽの、ぽ、と言っただけで、散歩??!と期待するようになりました。
「ぽ」と言うと、耳をピンッと立て、背筋が伸び、穴があくほど私の顔を見つめるようになりました。
そんな時、私はというと?とぼけて寝たふりしてみたり…ある時は、どのくらい遠くから察するのか?と好奇心が湧き、遠くの方から蚊が鳴く程の小さな声で、「ぽっ」と言って様子を見てみました。
すると、そこは、さすがに犬!
小さい声で言っても、敏感に聞くことができていましたし、一度耳にしたらちゃんと確かめようと注意深くを耳を澄ましていました。
さらに、私は、「ぽ、ぽ、ぽ、…」
「 …ハトぽっぽ〜♫」と歌ってみたり…色々やりましたが、その場合は、歌っている間中、期待いっぱいで私を見つめて立っていました。
今思うと、私は散々悪いことをしてしまいました…ごめんなさい、
でも必ず、そんなやりとりの後には、「ロンちゃんお散歩だよ。行こうね!」ときちんと言いなおしてお散歩に連れていったものです。
こんなちょっと、困った怪しい主人である私にも、ロンちゃんはよく信頼してくれました。
犬なりに、私が心からロンちゃんを愛している、と何らかの形でわかっていたのではと思います。
主人は自分に良いことをしてくれるに違いない、とわかっていたのだと思います。
そんな飼い主に、まっすぐ信頼する姿が印象的でした。
私は困った主人だったけど、真実である神様は完全。愛であり唯一正しいお方。
真実である神様の全てに信頼して着いて行きたいですね。
ということで、私は犬派です。
0 件のコメント:
コメントを投稿